二足の草鞋のかたっぽ 〜中間淳太くん誕生日によせて〜


中間淳太くん、28歳のお誕生日おめでとうございます。
最近私は片足がどうにも重くて上手く歩けません。

どうやら二足の草鞋を履いていたはずの片足が、沼にはまって抜けなくなってしまったようです。


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私がジャニーズを好きになって2年が経った。
今現在、ジャニオタとしての分岐点のひとつに立っていると感じているので、中間淳太くんのお誕生日を機に、その変遷を文字にすることにする。
簡潔に書くが故、DD野郎ぶりが際立ってしまうが、そこはそっとしておいてもらえると幸いである。


学生時代ジャニーズには興味がなかったにもかかわらず、私は社会人になって突如キスマイBUSAIKU!?にハマった。
当時私は教育業界で働いており夜の仕事だった上に、休日が日曜&月曜だったため、日曜深夜にやっていたキスブサはまさに「テレビ付けてたらやってる」番組だったのだ。

かなり個人的な話だが、今となって考えれば、当時の私は「新しい趣味」に飢えていたのかもしれない。
大好きだった宝塚の贔屓の方が退団し、付き合っていた人と別れ、家を引っ越し、大学を卒業し…色んなものを捨ててまっさらな状況にあったのだ。

そのタイミングで気になり始めたキスマイ。
いつしか歌番組に出ればそれとなくチェックし、ぴんとこなも一応録画し、少クラに出れば見てみる…という風に、だんだんと“ファンらしい”行いをするようになった。

そうなるとミーハー気質が開花し、ジャニーズ事務所所属の若い層がどんどん気になるようになっていった。
少クラを見ていれば、若い層の子達はだいたい分かるようになる。
ジャニーズを好きになって気付いたが、おそらく私は年下好きだったのだ。
Sexy Zoneを筆頭に、Jr.の子に至るまで幅広く着目するようになった。

セクゾンに関しては、はじめは健人くんかわいいし面白い!というところから始まり、こちらもテレビに出ていればチェックするようになっていた。
この頃にはもはや「事務所の若手は気にかける」ぐらいの範囲に及んでいた。

ちなみに当時の少クラには、「気になるKJ」というコーナーがあった。
関西Jr.たちを紹介するコーナーで、今でいうジャニーズWESTや、当時のなにきんたちがよく登場していた。
2013年の暮れには西畑くんが出演した「ごちそうさん」を見ていたこともあり、また関西Jr.の6人が日曜朝にBSで番組を持っているということも知り、関ジュは“まだよく分かってないけど気になるぞ”というレベルに差し掛かったところであった。

そんな中、私がジャニーズを好きになって初めてのカウコン中継をテレビで見ることになる。

「重大発表があります!僕たちはCDデビューすることになりました!グループ名は、ジャニーズWEST4!メンバーは、桐山、中間、重岡、小瀧で〜す!」
ええじゃないかええじゃないか〜〜♪
見学席で模造紙を持つ大きい男子に駆け寄る桐山くんたち。

え???よく分からんけどこれ何かの選抜??
SNS等で後々調べると、「7人でデビューじゃないの!?」との声を多数見かけた。

たしかに7WESTという名前なら聞いたことがある。
しかし7WESTは4人のようだ。だが4人というのはこの4人のことではないらしい。
そういえば桐山中間はB.A.D.とかいうグループだ。
じゃあ桐山中間と7WESTの4人と…あと一人は誰??ん?濱ちゃんって人?
濱ちゃんってあの、濱田なんちゃらwithベテランとかいう人??

…当時の私は大混乱であった。

しかし、記念すべき瞬間には立ち会えたことには間違いない。
結局彼らは7人でデビューすることになり、また一人応援していきたいグループができた。



そんな茶の間オタを楽しんでいたある日、風磨くんが入所6周年の折に書いたジャニーズwebの日記が、私の心を掴んだ。

内容は彼が入所した当時から今までを振り返ったもので、風磨くんの言葉選びのセンスや賢さ、ひたむきさがよく表れた素晴らしい日記だった。
当時の私のツイートがこちら。


『一晩経ってみても風磨くんの日記がかなり胸にくる…!私がJKだったら担降り宣言してたレベルである。笑 』


…当時私は、一応ニカ担を自称していた。
ジャニーズを好きになるきっかけとなったのはキスマイ、その中で好きな人はニカちゃんだったので、誰担かと言われればニカ担だったのだ。
とはいえそもそも担当制に抵抗を捨てきれていない頃だったので、このツイートは「担降り」と言ってみたかっただけなのだと思われる。笑
とにかくかなり心を奪われてるということが伝えたかったのだ。
その時はまだセクゾンは箱推しのつもりでおり、風磨担を自称するほどの勇気はなかった。



その後時は流れ、ずっと少クラを見ているうちに心はセクゾン側に引っ張られてゆき、いつの間にか「次にセクゾンが福岡に来る時があればファンクラブに入ろう」と決心することになる。
しかしそのとき「好きなメンバー」に誰を選んだらいいのかを悩んでいた。やっぱり私、風磨くんが好きなんだろうか?
Sexy Zoneが3人で活動していた最中であったため、「松島聡」と書きたい気持ちもあった。

そして2015年1月、その時はきた。
福岡公演を初日とするツアーが発表され、仕事の昼休みに郵便局へ駆け込んだ。その時も改めて悩んだが、やっぱり私は風磨くんだ!と腹をくくり、振込用紙に「菊池風磨」と書き込んだのだ。

さあ、私は今日から風磨担だ。自分の字でボールペンで書き、お金を払ってファンクラブに入ったのだから、紛れもなく風磨くんのファンなのだ。
決めてしまえば案外気が楽になった。踏み込む勇気がなかっただけだった。
そして、初めてのうちわ作りは風磨くんの名に捧げることとなる。

それからも主な供給源は少クラで、「ジャニーズの若い子たちが好きだが、誰が好きかと聞かれたらSexyZoneの風磨くんです」ぐらいの心持ちで過ごすようになった。




そして夏前のことである。
ジャニーズWESTが福岡にやってくることになり、参戦が決まるか決まらないかぐらいの頃、私の心は再びジャニーズwebの日記で揺さぶられることになる。


「ねえ、ペアルックしない?」



中間淳太(27)、まさかの、ファンとのペアルックを自ら提案したのである。
神戸公演の日はこういう格好するから、みんなもしてきてというもの。

ジャニーズWESTの「な・に・わ・ぶ・誌!」が始まった頃から、中間淳太くんの文章のことは気になっていた。

巧みな言葉遣いでスマホの使いにくさを訴えるかと思うと、フリック入力のことはシュシュシュ入力と呼び、しまいには写真を添付し忘れる。
賢いのかおばかさんなのか、そしてどこまでが本気でどこからがキャラ設定なのか、実に興味深い彼であったが、ペアルックは最高に振り切れている。

確実にこの人は変な人だ。謎が多すぎる。
文章の端々にツンデレを盛り込むし、やたらモテないアピールをするし、頭が切れるわりに天然なところもある。
少クラでもやたら布の多い服を着ているわりに足首はいつも出ていて謎だ。
見ていて飽きない。むしろ正直引き込まれる。

一緒にコンサートに入る予定だった友達は、当初から淳太くんの顔が好きだが最近神ちゃんが気になると言っていた。

私「私さあ、最近淳太くんが気になるんよね」
友「あら、じゃあふたりで淳太くん団扇作ってく?」

…かくして2人で「淳」「太」の団扇を作ることとなった。二連デビューである。

初めて生で見たジャニーズWESTはとてもよいグループだった。重岡くんの挨拶がすごく心に残ったし、福岡のことも褒めてくれた。
(華丸大吉が前にテレビで「福岡県民は歌手がMCで福岡を褒めると本気にする」と言っていたが、まさにそれである。)

特に淳太くんはダンスに一生懸命さがあってとてもよかった。淳太くんファンという心持ちで参戦したことでより楽しめたように思う。


その後は、若手DDをベースとした風磨担と淳太担の二足の草鞋スタイルで過ごすことになる。
しかしアンケート等で誰か一人を書かねばならないときは、風磨くんを選んでいた。
セクゾンは地上波にもそこそこ出ているが、WESTは供給が少ないため、「まだ淳太くんのことを詳しく知らない」という思いがあったのだ。


時は流れて秋になり、ジャニーズWEST 一発めぇぇぇぇぇぇぇ!のDVDが発売されるとともに、次のツアーが発表された。
WESTの現場に入りたい!という気持ちが見事に高まるそんな頃、Twitter上で、めぇDVD鑑賞会が行われることとなった。同じ時間に各自で再生を始めて、ハッシュタグ「#めぇじゃないか」でTLを共有するというイベントである。

(ちなみに私は田舎者でAmazonでは木曜にしか届かないため週末開催で本当に良かった)

連休前の金曜日21:10から再生が始まり、全て再生が終わったのは日付を超えた1時前であった。
また、1時より間髪入れずに第二回戦も行われ、結局私は6時間ほど画面の前で過ごしていた。

DVDの内容の素晴らしさはさることながら、この鑑賞会が地方の茶の間オタの私には非常に新鮮でとても楽しかった。余韻が抜けず、そこからの3連休は暇さえあればDVDを見ていた。

WESTに、淳太くんに、ずぶずぶとハマっていくのがよく分かった。
紹介ラップは何度見ても飽きない。みんなキャラが詰まっていて最高だ。ワイングラスがチャチくてかわいい。
オカンのコーナーの写真に出てきたベビ淳太くんは、パパ(らしき人)の指をぎゅっと握ってめちゃくちゃかわいい。口の開け方もかわいい。
こうやって愛されて生まれてきて、“ドラ息子にだってなろうと思えばなれた”のに、わざわざこんな難しい世界に飛び込んで、頑張っている。かわいい。
チャリ乗るの下手い。かわいい。
淳太くんってかわいい。

おそらく担降りってこういう気持ちなんだろうなと思った。
二足の草鞋スタイルはやめないけど、片足がずぼっと沼にハマってしまったのだ。


あまり自分の生活とアイドルの存在を結び付けるようなことはなかったが、最近は「淳太くんも頑張ってるし私も頑張ろう」と真顔で思うレベルには仕上がってしまった。
ディズニーシーに行く機会があるならバターカップのストラップだって欲しいと思うようになった。
こんなにアイドルオタクっぽくなってしまったのは初めてのことだ。



淳太くんの言葉で言えば、私は浮気者に分類されるのかもしれない。
なんなら不倫相手サイドに淳太くんがいることになる。
だがこんなにもフラフラした心を掴んで離さなくする力が彼にはあったのだ。

素焼きにするならしてくれ。
焼いてくれるなんてかわいいじゃないか。



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長々と書いているうちに、10月21日を迎えてしまいました。

改めて、中間淳太くん、お誕生日おめでとうございます。

紆余曲折(?)あったけれど、ここまで心をかっさらわれたのは初めてのことです。
これからも巧みな言葉遣いで、私たちの心を翻弄してください。

マラソンの応援に駆けつけることは物理的に厳しいけど、遠くから応援しています。

どんなことにも果敢に取り組む貴族界イチの働き者、とてもかっこいいです。

ホテルの乾燥にも負けず、どうか健康に、どうかご無事に。
28歳を幸せに駆け抜けられますように。


そして福岡でまた会えますように!






それじゃあ今日も読んでくれてありがとう!
またね!

おやすみんなだいすきじゅんたくん。(б∀б)






タブレットより投稿してみむとて



引っ越して以来、ネット環境を持たずに過ごして早3年、我が家についにポケットWi-Fiがやってきた。
しかもついでにタブレットもゲットできた。
これで月の半分を速度制限の掛かったiPhoneで過ごす日々ともおさらばである。やったね。

キーボードに慣れないのでまだ長文をスイスイ書くほどの技量はないけれども、これでブログ更新の意欲は上がっているので、試験も兼ねて投稿してみた次第。


最近短歌も作詞もあまりやれてないので、芸術の秋が終わらぬうちに色々創作活動も行いたいよ。がんばろ。


人は長文を書かなくなっちまったの


私は懐古厨である。
とはいえ「昔はよかった」と後ろ向きにばかり考えるというよりは、昔の思い出を糧に今を生きていたいタイプである。

そして、未来の自分のために、SNSに記録を残すことも多い。
最近であればfacebook、少し前ならmixi、さらに前ならpepsかフォレストページ…といったところ。
(ホームページはSNSとは呼べないかな)

しかしながら、最近は基本の場所がTwitterで、休日にどこか出かければ報告がてら写真を撮ってfacebookかインスタへ…ということが多く、明らかに長文を記すことが少なくなった。

mixiの頃までは結構好き勝手長々と書いていたよな、と、例によって昔の自分の投稿を読み返してみると、5年ぐらい前の自分は毎日のように日記を書いていたのである。

自分の場合、日記といっても1日の出来事というよりそのとき考えていることを書き連ねるケースが多いが、いずれにせよ、今はこんなに毎日書くことなんてない。


どうしてだろう?
言葉と向き合ってあれこれ書きたい気持ちはずっとあるのに、なかなか実現できていない。

当時は学生だったので、今と時間の使い方が全く異なるというのはあると思うが、
それよりも大きな原因は“長文を書く場所がない”ということだと気付いた。


少なくとも自分の周りで利用率が高いのはTwitterfacebookだと思うが、facebookはお洒落に使わねばならないという謎の潜在意識から、あれこれ好き勝手書きづらい感じがある。

かといって各種SNSが栄えた昨今、ブログを書いてもわざわざ指を運んで(足ではないよね)見に来てはもらえないよね…という思いもあり、上手く居場所を見つけられないでいた。

しかし、Twitterとブログを上手く運用している人も多く見かけるので、
(そして最近ポルノのライブに行って物書きの気持ちが高まり、さらにはTwitterアカウントを増やしたということもあり)
このブログをもう少し活用していこうかなと考えた次第である。

25歳の自分の書いた言葉を楽しく読み返す30歳の自分のために。


ほんとに好き勝手書くので読みにくいかもしれないけれど、ひとつよろしくどうぞ。



※なお、現在速度制限が掛かっているため言うほど頻繁には更新しないと思われる。





チャンチャン。





おひさしぶり




お久しぶりです。
最近全然短歌結社明星のほうに参加できてなかったうえに、解説記事すら書きそびれたままになっておりました。

たまには普通の日記を投稿をしますよ。
(ちなみに初めてアプリから投稿しようとしてますが、こっちのほうが太字とか簡単にできそうでいいね。)


実はわたくし、先日インスタグラムを始めました。
写真を添えて短歌を詠んだり、その他日常的なことにも、面白く使っていけたらなと思うところです。

そしてこのブログも!これからなるべく積極的に更新していきたいです!
ゆるゆるで細々とした感じですが、どうぞひとつよろしくお願いします〜。







明星第七回「阿部顕嵐」参加レポート



こんばんは、ゆうごです!

今週もやってまいりました、短歌結社明星。

毎回このブログのタイトルをどう表現すべきか迷うんですが、参加レポートと呼ぼうかな


今回のお題は「阿部顕嵐」ちゃんでした。 

まずはこみねさんの記事をご覧ください。


短歌結社「明星」第七回歌会 お題:「阿部顕嵐」 - こみねもすなるだいありー http://ashiyakomine.hatenablog.com/entry/2014/10/04/020459



顕嵐ちゃんというテーマ、これが今までで一番難しかったんです…!

短歌を読むにあたって同じ感想を抱いた方も多いようです。

個人的には顕嵐ちゃんのこと好きだけど、セクボとかSHARK2でぐんぐんと風が吹いてきた辺りからしか知らないもので、漠然と「彗星のごとく現れた」感じや「いい子そう」とかいう印象しか持ち合わせていなかったからなのだと思っていたのですが…ひょっとしたら、そういう掴み所のなさが顕嵐ちゃんの魅力なのかもしれません。


そして今回は、こみねさんが返歌をくださるというスタイルでした!

ということで早速、私が提出させて頂いたものを返歌とともにご紹介しいたします。

【】が私の句、

→のあとがこみねさんの返歌です。




【ビル街にちいさな花が咲きました  まだ摘まないで差し色にして】

→ここで咲くように自分で決めた場所だからいちばんきれいに咲きたい



顕嵐ちゃんって、全てをパァァっと明るく照らす太陽というよりは、冷たいビル街の中に咲く一輪の希望の花、という感じがするんです。

日が差すか差さないかの境目で、風に揺られながら生きてるというイメージ。

荒んだ現代社会にふっと咲いて、心を温めてくれるような存在でいてくれるような印象を受けます。

その中で、「差し色にして」という句によって残された“強い意志”を返歌に引き継いで頂いたので、ビル街の小さな花という姿とのギャップがより浮き彫りになっているように思います。




【窓の外 頬杖ついて眺めてた はずなのに今 ここはどこだろ】

→雪の降る町までやっと来たけれど隣のぼくが「まだだよ」って言う



この返歌が一番意外で面白かったです。

わたしが先日たまたま読んだ雑誌で、顕嵐ちゃんが「学校ではいつもぼーっとしてる」というようなことを話していたので、実はこれは「教室の窓からぼーっとグラウンドを眺めている」というイメージだったんです。

アイドルと学生をぐるぐる繰り返す日々の中で、(ましてやここのところどんどん追い風が吹いている中で、)ふと自分のいる場所が分からなくなる瞬間ってあるんじゃないかな、と感じて詠んだものでした。

だから、車窓として返歌が来たのは私にとってはとても意外だったのですが、考えてみれば「ここはどこだろ」=「移動する窓」、といえば車窓に結びつきますよね、そりゃあ。笑

「トンネルを抜けると雪国であった」という川端康成のフレーズがありますが、そこがゴールじゃないんですよね。まだまだ、これから。




【ねえ君さ、時間を刻む単位って地球にいくつあるか知ってる?】

→あなたからもらった時計は少し早い 横断歩道の白いとこ踏む


 

これは2首目と着目点は似ていて、「ぼーっとしてたら今が分かんなくなった」というテーマで詠んだものでした。

お昼休みはぼーっとしててご飯を食べ忘れることもある…というようなことを本人が雑誌で話していたので、ひょっとしたら時間の使い方や組み立て方に彼特有の世界観が詰まってるんじゃないかなと思ったんです。「何もしない」という時間が尊い感じ。

それに加えて最近のお仕事での追い風により、自分の中の時計が上手く刻めなくなってしまった…という戸惑いの短歌だったんです。

私の歌だけだと暗いイメージのままになるところでしたが、返歌の「横断歩道の白いとこ踏む」という部分によって、彼の中の子どもらしさを抱いたまま二段飛ばしで時代を駆け上がっていく印象に変わったので、うまくおさめて頂けてよかったなあなんて思っております。




以上、3首をお届けしました!

今回は返歌とともに掲載して頂いたので、いつもとは違う面から振り返ることができて面白かったです。

そして何より、返歌をしたことも頂いたことなかったので、とても嬉しかったです!


講評をいただくときは、学校の先生と交換日記をしているみたいでドッキドキなのですが、

返歌だと友達からお手紙の返事が届いたときのような気持ちになれますね。

自分が詠んだときとまったく別の風景として返ってくるのも面白いし、余計な言葉を付けずに歌だけで勝負する感じが刺激になります。


どちらの場合も学ぶことが多くて勉強になります。いつもありがとうございます。。




さて、今回の顕嵐ちゃん短歌、いかがでしたでしょうか!

顕嵐ちゃんに対する「イメージ」で詠んだ部分が多かったので、彼らしさを詠うには情報量不足であったかもしれませんが…イメージを膨らませて詠むという点ではとても勉強になる回でした。


長くなってしまいましたが今回はこの辺で!

最後までお読みいただいてどうもありがとうございます!

次回の「舞台」の回もどうぞよろしくお願いします〜




ゆうご






明星第六回歌会「担降り」に投稿しました




こんにちは、ゆうごです。

今回もやってまいりました、短歌結社明星!


今回のテーマは「担降り」。

簡単にいうと「これまで応援していた人から他の人へと応援の対象が移ること」といったところでしょうか。

ジャニーズ特有の文化ともいえるものですし、何より私が担降り未経験なので(私は基本が“みんな好き”なので、この人だけのファン!という表明もあまりしてないのです)、今回はイメージで詠んでみました。


まずはこみねさんのブログからご覧ください〜

短歌結社「明星」第六回歌会 お題:「担降り」 - こみねもすなるだいありー http://ashiyakomine.hatenablog.com/entry/2014/09/26/150349



うう、切ない。






私が今回提出させて頂いたのは以下の2首です。




【初恋をジップロックに保存して私はひとつ大人になった】


担降りと初恋って、かなり近い感情なんじゃないのかなって思うんです。

何か実るわけではないし、甘酸っぱいし、ふとしたときに思い出しては「ごめんね」が募るし、大人になっても忘れることができない…というあの感じ。

そんな“ひとつめの恋”をきちんと整理して次に踏み出すことで大人になろう、という歌です。

その上で、過去を忘れてしまいたいというよりは、ふとしたときにそのままの鮮度で蘇らせられるようにピッと保存しておこう、

(そしていつかこっそりひっぱり出して眺めていよう、)という、初恋のずるさもまじえた句でした。



【引き出しの青いスカート青いシャツ  どうして急に着なくなったの】


これはそのまま、こみねさんが解釈してくださっていたとおり、メンバーカラーについての短歌です。

イメージとしては母親目線で娘の変化を描いてみたつもりなんですけど、クローゼットの気持ちでもいいかもな。なんて。

私自身はジャニーズを気にし始めて1年ちょっとしか経ちませんが、好きな人のメンバーカラーってかなり意識するようになったなと感じています。

だから、もし担降りをしてしまったら、また意識する色が変わっていくんだろうなと思って詠んだ歌でした。







私は担降り未経験だからこそ、どちらかというと甘酸っぱさみたいなものが押し出された句になったのかもしれません。


他のみなさんの短歌はもっと重くて苦しくて電撃的で、ドキドキとやるせなさが入り混じっていて…嫌いになったわけじゃないけど、どうしようもない、という複雑さが見えて、切なかったです。



他の方の短歌で一番好きだったのはこれ。


・「引っ越して離れていたって手紙書く」俺とあいつはそんな関係



切ないですよねえ。本当は手紙なんて書かない。別れ際に手紙書くねって言ったのは本当の気持ちだけど、お互いが大人になっていって、実際に机に向かってペンを握るようなことはしない。だけど、時々思い出しては「元気にしてんのかなあ」と思いを馳せる…確かに、元担と旧友との形に似ていますよね。

あえて恋仲ではなく、「俺とあいつ」で示しているのも面白いです。さっぱりしているけど忘れない、そんな男の友情と、すごくリンクしていていいなと思います。






担降りって好きになるのも手放すの自分であって、葛藤さえ一人なんですよね。

付き合ってくださいと言って始まったわけでもないし、手放すときに相手が引き止めてくれるわけでもない。

だからこそ踏ん切りは付かないし、そうしている間にも世の中の時間は流れていくわけで、、

自分だけが足踏みしているような状態だからこそ、どうしようもないやるせなさを生むのかな、と思いました。哀しい。






今週は以上です!

来週のテーマは阿部顕嵐ちゃん。今年に入ってからのヒットで突如気になり始めてるボーイです。

好きなんだけど、まだ知らない部分も多いから、紫耀くんのとき以上に難しいかも…?なんてワクワクしております。




短いですが、今回はこの辺で!

読んでいただきありがとうございました〜!




ゆうご




 

明星・第四回「平野紫耀」に投稿したよ

 

 

 

どうもこんばんは。

 

今回も短歌結社「明星」の歌会に参加させて頂きました!

ちまちまと書いてたらもう先週の出来事になってしまいました…

でもまだ木曜にはギリギリ間に合ったから、セーフかな?笑

 

今回のテーマは、平野紫耀くん。

 

前回の乃木坂46のときは、知らないなりに詠んでみようと思いつつ気付けば期限を切らしてしまったので、

今回で二度目の参加です〜。

 

こみねさんによる講評はこちら。

 

 

短歌結社「明星」第四回歌会 お題:「平野紫耀」 - こみねもすなるだいありー http://ashiyakomine.hatenablog.com/entry/2014/09/11/225418

 

 

こみねさん、毎度素敵なコメントありがとうございます!><

 

今回は特に、どれもとっても好きでした。

一番これがいい!というより、この全部の短歌を並べて初めて平野紫耀くんの素晴らしさを示せる、という感じがしたのです。

 

詠んでみてつくづく思ったんですが、

紫耀くんって、こういうところを歌にしたい!という部分が多すぎて、ひとつの句に収まらないんですよね。

(それを収めるのが短歌なんだけどね)

 

 

 

 

私の中で紫耀くんとは、

 

・「へへへ」が世界一似合う

・口パクがすごく上手

・天然だけど決して馬鹿ではない

・絶対いい人

・頭の中ではきっと色んなことを考えてる

・意外と結構思考は男の子

・なのに言語化につまずく段階でキャラが成り立ってしまう

・不器用さが言語化の際にきわだつ

・ほやほやしてる

・へらへらしてる

・名古屋から大阪、そして最近東京と物理的な移動が大きい

・関西弁がどんどんナチュラル化してる

・爆押しされてる

・でもたぶん本人は「気付いたらここにおった」という感じっぽそう

・ふとした時に一瞬の大人感、男感を垣間見せる

 

 

というイメージなんです。

(ちなみにここ半年ぐらいに少クラやまいジャニで見てるだけなので、彼について詳しいというわけではないのです…)

 

 

彼のギャップであったり、

大人の階段登る真っ最中に東名阪を駆け抜ける姿であったり

そういう魅力が多すぎて、ピックアップするのに苦労しました。笑

 

 

そのぶん、こうやってたくさんの句が並んだときに、より楽しく読めたのかもしれません。

 

一人の人について歌っているのに、「泣き疲れ眠る赤子」も「狼」もしっくりくるという点から考えても、

紫耀くんの魅力がいかに奥深いかが現れてるのではないでしょうか。

 

 

 

 

と、あれこれ語ってしまいましたが、

ここで今回私が提出した2首を紹介します。

(本当は太文字で表示したいけどスマホ投稿だとちょっとめんどうなので【 】で括ります)

 

 

 


【ほんまはね、ちゃんと大人になろうって思ってんねんけどなあ、へへへ】

 

紫耀くんがテーマと聞いて最初に浮かんだのが「へへへ」。

私の中で彼はキングオブへへへなのです。

たぶん紫耀くんは、周りが思ってる以上に頭の中で色んなことを考えていて、もっと大人でいようという気持ちもあって、でもそれが伝わらないという葛藤も胸の奥では眠ってるんじゃないかなと思うんです。勝手ながら。

だからといって、「僕だってちゃんと考えてるよ!」って怒ったりはしないだろうなと。

きっと「へへへ」って笑いながら、不器用ながら胸中を語るような男の子なんじゃないのかな、という、勝手な想像の一句です。

 

 

 

【ちぐはぐな言葉も真っ直ぐな瞳も 抱いて遠くの街へと走れ】

 

紫耀くんといえば名古屋。だけど関西。そして今現在は東京。

大人の手で爆上げされるJr.の子って、ただでさえ自分の中で居場所や立ち位置を見つけるのに苦労するんじゃないかなあと思うんですが、

彼に関しては先ほど挙げたように物理的な移動も多いから、なおさら人知れず大変なことが多いのではないかと、勝手に思ってるんです。

 

その一方で紫耀くんって、ほわほわ加減がいつもブレてないので、

「アホなフリしてしっかり考えて生きる」をモットーにしてる私個人としては、すごく尊敬できるお方なのです。

(ちなみにキスマイニカちゃんも私の中でこれに該当します)

 

距離の意味でもステップアップの意味でも、ずっとその心を抱きしめたまま駆け抜けて行ってほしいなという、いちファンとしての願いでした。

 

 

 

 

解説は以上です!

こうして文字にしてみると、自分が思ってた以上に紫耀くんの姿勢を好きでいることに気付きました。笑

 

まいジャニと少クラぐらいでしかその活躍を拝めてませんが、これからの紫耀くんのますますの発展を祈りまして、今回のブログを締めさせていただきます…

 

 

 

 

ちなみに次回のお題は鈴木達央さんとのことですが、あいにく私が存じ上げていない方でしたのでお休みさせていただきます〜…!

 

 

 

ではまた♡

 

 

ゆうご/真瀬 悠湖