ありがとうジャニーズフューチャーワールド


博多座のジャニーズフューチャーワールドに行ってきた。

私は日頃ほかの舞台を観るときも博多座の立ち見をよく利用しており、今回もローチケでひとまず1公演だけ立ち見を押さえた。
舞台なので必ずしも近くなくてもいいかなという思いと、何より私は金銭のゆとりがない系のオタクなので、3500円で見られるならそれで回数を重ねたいと考えたのだ。
(ちなみに結局あれよあれよという間に完売してしまったため1公演しか入らなかったが、博多座の立ち見は案外快適なのでマジでオススメ。
バーに番号が振ってあるので自分の居場所がちゃんと確保されるし、そんなに見にくくないし、ロビーには椅子が充実してるので休憩時間はそこで過ごせばいいし)


私はジャニーズワールドという類のものに行くのは今回が初めてだったため、ストーリー自体については「これがウワサの“よく分からない”ってやつか…」という感じであった。


当初、博多座公演は九州のダンサーが付き、大阪公演は関ジュが付くという風に言われていたように認識していたので、
関西を含めたJr.が付くと初日にSNSで知り心躍った。
しかもメンバーが絶妙にサイコー。(個人の見解です)
まさか松松が観れるとは。まさか大橋くん。まさか増田良。そしてジーコと紫耀くん…。(;;)

東西が揃うなんて、めっちゃ豪華じゃないですか。こんなメンバーが2週間も博多にいるなんて。あの博多によ、電車ですぐの博多によ。
福岡で暮らす同志の人ならきっと分かると思うけど、「あの子もこの街にいる」というだけでご飯3杯食べられる。


そんな公演が開始してすぐ、フライングを終えた内くんの背中のフックを外す係がジーコだったのだが、3階から見ていたため「外したよ」の合図の背中ポンポンが見えて興奮した。
あと「ショーマストゴーオンってジャニワでも言うんだね…!!」と思った。笑

今回は九州のダンサーがたくさん舞台上にいたが、Jr.自体の数は十数名で、そう多くない。
全員がメラメラギラギラしていた。

個人的には、松倉くんはやっぱり目を引くなぁと思った。動きも表情もすごい。九州の高校生ダンサーともちょっと仲良さそうにしててほっこりした。
オペラグラスを外していても、なんか気になると思ってよく見たら松倉くんであるということが多々あった。
気になるアイドルとはそういうものなんだろうな。
松倉くんと関ジュの大橋くんが自分の覗いたオペラグラスの中に収まっているという現実、クリーミーすぎる。ミルキーはママの味。
大橋くんはすっごいほわほわプリティーなのに動きが機敏なのがめっちゃギャップ。
あと最後に大橋くん恒例の(?)申し訳なさげなお手ふりを見ることができたのでよかった。笑

神宮寺くんも発声を意識してるな〜っていう感じがヒシヒシと伝わってきたし、岸くんは舞台の上に立つのが似合うなあとすっごく思った。シャニーはエエ声。丈ちゃんガチかっけえ。
もう挙げたらキリがないほどみんなすごくて、興奮が止まらなかった。

そして座長の平野紫耀くん。
この人は本当に本当にすごい。
アイドルとしての生き方がカッコいい。しゃべれば天然で、何を考えてるか分からないまま、ポーンと何もかもやってのける。
実際には「ポーンと」に見えるようにやり遂げているだけなのかもしれない。我々は知る由もない、血のにじむような努力の賜物なのだろうけれど、だからこそなおカッコいい。

観劇しながら、「彼はどこででも生きていけるな…」と思っていた。
何でも出来すぎるという意味もあるが、物理的な意味でもある。
名古屋で始まり、関西へ移り、そして東京で活動している彼が、東西のJr.を連れて、博多の街でみんなの真ん中に立っているということ。
色んなものを巻き込みながらステップアップする姿がめちゃくちゃ格好よかった。


(余談)3階からは舞台上のバミリもしっかり見えるのだが、終盤に紫耀くんが頭を抱えながらひざまずくシーンで、その膝もとに「0」のシールが貼ってあったことにも私は興奮した。
舞台に立つ人にとっては基本中の基本のようなものかもしれないが、感情的なシーンに客席が引き込まれている中で、きちんと「演技をする」以外の仕事(それも「0番」に立つということ)を果たしている姿を、この目で見ることができた瞬間であった。
伝わるかなあこれ。笑



そんな興奮さめやらぬ舞台が、博多にやってきているのだ。あの博多に。

本当に来てくれてありがとう。震災復興がきっかけとはいえ、博多でジャニワが見られる日が来てめちゃくちゃ嬉しい。
博多座は時々SHOCKや滝沢歌舞伎もあるけれど、ぜひまたジャニワにも来て欲しい。
博多座はいい劇場だから他の県の人にもたくさん来て欲しいし。

そんな感謝を伝えるべく、興奮のままこの記事を書いた。
一般的に福岡は都会に比べてチケットが売れにくいという話を聞いたことがあるので、そう簡単にはいかないのかもしれないけど、
もしお偉いさんや関係者さんのエゴサの目に止まることがあれば、ぜひご検討ください。笑

どうか無事に千秋楽まで駆け抜けられますように。