信じて明日へ歩き出す



Sexy Zoneの時計の針がまた動き始めた。

5人での活動が再開し、ジャニーズwebの「薔薇色の日々」に5人の個人ページができた。

以前このブログで書いたことがあるが、私は薔薇日々出の風磨担である。
最初に心を動かされたのは、風磨くんの入所6周年の折に書かれた入所当時についての記事だった。

彼は日頃、胸のうちにある言葉の数ほど多くは語らない(ように見える)。
きっと心の中には言いたいことがたくさんあって、でも100あれば全ては表に出さず、選びに選んだ言葉だけを使って思いを伝えるタイプなのだろう。
その言葉の選びは、照れ隠しや、自分の見られ方や、ポジションなどの色んな要因から差し引かれ、場合によっては誤解を生む場合さえある。
だがわたしは、彼の“選び抜かれた”言葉のチョイスが好きだ。


“3人”の中に、風磨くんがいてくれてよかった。
今日の日記を読んで、改めてそう思った。
痛みも喜びも勇気をもって示してくれる彼の存在は、変わりゆくグループの姿と我々の心を繋ぎとめる要因のひとつになってくれていた。



わたしがジャニーズを見てきたのはこの2年ぐらいのことで、Sexy Zoneに興味を持ったのはバイバイDuバィがリリースされたころだった。
デビューした時から彼らをずっと見てきた訳ではなくても、3人だけが目立つような売られ方をしているのは知っていた。
しかし個人的には、「キスマイだって3人だけ推されてるし、SMAPだってツヨポンがドラマで主演するまで10年掛かったって言うし、順番に売っていくだけなのだろう」と気楽に考えていた。(ツヨポンの件はさだかではないが、そんな話があったはずである)

さすがに3人だけで活動すると言い始めたときはオイオイとは思ったが、Sexy Zoneという箱の中で頑張ってお仕事をしている彼らがいる限り、見届けていたいと思っていた。


3人での活動を見守る人たちには、色んな姿があった。見ていられないと心変わりしてゆく人、CDは買わないようにしようと訴える人、3人に対して怒りを抱く人…
もちろんそういうマイナスな考えではない人もいたが、3人で活動する「Sexy Zone」を応援するのに肩身が狭い思いをしたのは確かだった。


こんな活動は一過性のもので、どこかのタイミングでまた5人に戻るのだろうからとにかく頑張ってくれ、いつか見るその日のためにSexy Zoneという箱を温め続けていてくれよと願い続けていた。
たくさんの人が、次こそは…と期待しては落胆を繰り返した。

そして、今日に至った。
長かったか短かったかはよく分からない。それどころか、その戦いが終わったのかもまだよく分からない。

このとんだ茶番が何を意味していたのか、答えは闇に葬られるのかもしれない。
だがこの痛みをなかったことにするのは、すべてが無意味になってしまう気がする。
10周年、20周年の折に振り返って、Sexy Zoneが高く飛ぶためにぐっとしゃがんでいた期間だったんだと笑い話にできるなら、この辛い期間のこともずっと忘れず覚えていたい。




今はとにかく勝利くんが嬉しそうで何よりである。

3人も、2人も、ここまで強く歩き続けてきてくれてありがとう。


これまでもこれからも、前を向いて強く歩く彼らのことを、いつまでもずっと見ていたい。